観光情報
袖神稲荷大明神(そでがみいなりだいみょうじん)
那須与一が屋島の合戦の功績として与えられた荏原荘に那須氏が地頭として来地後、菩提寺として開基したという永祥寺の境内には、与一が屋島の合戦で弓を引く際に破り捨てた片袖を祀ったという袖神稲荷があります。
また、寺の北東の山中には与一を供養する五輪塔が建てられています。
『袖神稲荷の縁起には
「屋島の源平合戦の際、その名をはせた那須与一宗隆は稲荷を守護神として戦場でも肌身を離さなかった。平家の船が扇を竿の先につけ舳(へさき)に立たせて源氏の兵に射せしむ、射失じなば生還せずと、右袖を波打ち際に投げ捨てる。この袖を拾った同族の主、押し戴いて稲荷大明神に大願の成就を祈念す。与一その扇の要を一矢にて射抜き、戦功により荏原の庄を賜り、その孫荏原に小菅城を築き城内に稲荷を祀りご神体と共にその片袖を安置す。最初は片袖稲荷と申し上げていたが、いつ頃からか袖神稲荷大明神と唱え、小菅城より永祥寺境内に遷し祀る。」』
基本情報
所在地 | 岡山県井原市西江原町5512 |
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TEL | 0866-63-1593 |
アクセス
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アクセス |
【車】山陽自動車道笠岡ICより北へ40分 【電車】井原鉄道井原線井原駅よりタクシーで20分 |
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駐車場 | 道祖溪の駐車場に5台 (軽自動車は境内に入れます) |