お店紹介
嫁いらず観音院(よめいらずかんのんいん)
樋の尻山(ひのしりやま)嫁いらず観音院は、今から1200余年前の奈良時代に行基菩薩によって開基・命名された真言宗のお寺で、瀬戸内三十三観音霊場の第21番札所としても知られています。
その御利益は、とくに年老いた人たちが嫁の手を煩わせることなくいつまでも健康で幸福な生涯を全うできるという霊験があり、近辺では「嫁いらずの観音様」という俗称で親しまれています。
また周辺には、桜の名所として知られる相原公園、自然散策やレクリエーションなどが楽しめるリフレッシュ公園、キャンプも楽しめる農村広場などがあり、行楽と参詣を兼ねてお立ち寄りいただきやすい環境にあります。
【御利益】
身体健全 / 健康長寿 / 家内安全 / 交通安全 / 子宝安産 / 学業就業 / 五穀豊穣
【主な施設】
本堂 / 奥の院 / 聖観世音大菩薩 / 福聚殿 / 六地蔵 / 鐘楼 / 33体石仏 / 弘法大師像など
【縁起】
行基菩薩は西国行脚の際此地(井原市大江町)に滞在されましたが、当時この地方に妖怪悪鬼が住み世人を苦しませていました。行基菩薩はこれを嘆かれ「諸悪を除きたまえ」と大悲さった(観世音菩薩)に祈念しました。すると観音様はたちまち姿をかえて三十三身を現して妖怪退治にむかい、中でも千手観音は「大悲の弓」に「知恵の矢」をつがえて雨あられと射かけ、妖怪らのすくむところを十一面観音が「大悲の利剣」をふるって鎮定され、これよりこの地方の生活も安泰となりました。
そこで行基菩薩は観音の徳をあがめて最上の白檀木に十一面観音像を彫り樋の尻山大盤石の岩陰に安置し、この山を一大観音霊場とし自ら側らの地に小庵をかまえ、大衆冥福の祈念場とされました。
年間行事
通常は無住職ですが、大祭と月例祭のときはお寺さんをお迎えして、法話・祈祷を行います。
但し、通常日でも団体等の予約があれば受付いたします。
また、事前に連絡いただければボランティアガイドが概要を説明します。
迎春(初詣り)
12月31日午後11時から除夜の鐘、聖観音大菩薩のライトアップ
初参詣の方々へ御接待
嫁いらず観音院 春季大祭
毎年、春の彼岸の中日(春分の日)に開催されます。
嫁いらず観音院 秋季大祭
毎年、秋の彼岸の中日(秋分の日)に開催されます。
月例祭
毎月第3日曜日に開催されます。
※通常日は自由参詣ですが、信徒がお世話をしています。
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十一面観世音菩薩
ご本尊は十一面観音です。 -
嫁いらず観音院 奥の院
樋の尻山大盤石の岩陰にあります。 -
お守り
嫁いらず観音院の御肌守は、押印された肌着(パンツ)とお札がセットになった、全国でも珍しいお守りです。 身に付けると無病息災で一生を幸福に過ごすことができ、老後も嫁の手を煩わすことなく、健康で余生を送ることができるという霊験があるとされ、古くより多くの信者を集めています。
また、ご持参、或いはお送りいただいた肌着への布加持も受付しておりますので、お気軽にお問い合せください。
その他、健康・幸福・学業・安産の御守や絵馬等もございます。
基本情報
所在地 | 岡山県井原市大江町1036 |
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TEL | 0866-67-2202 |
開館日 | 第3日曜日 春分の日・秋分の日 ※閉館日も参拝は自由にできます。 また、おみくじ・御朱印も可。 |
関連情報 | 観光情報「嫁いらず観音院」 |
アクセス
アクセス |
【車】山陽自動車道笠岡ICより北へ約20分 【電車】井原線井原駅下車、市内循環バスで約7分 |
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駐車場 | 普通車200台、大型バス20台 |